投資初心者はまず何から勉強し始めるべきか。小額投資は意味がない?資産運用は100万円から?

投資をこれから始めようと思った方、それは素晴らしことです。投資はよくわからない、と言われていますし、難しいとも言われています。だから、結局、いろんな本を読んでは結局、何から始めてよいかわからないという意見は多いです。

よく最初から始めるには株!という本は多いです。でも、私はあえて私はいいます。投資初心者の方が株を始めるには間違っています。じゃ何!と言いますが、それはFX(外国為替証拠金取引)のデモ口座から始まるのが最適です。何故なら、株はデモ口座がありませんが、FXは今はほとんどの証券会社がデモ口座があります。
以下、詳しく解説していきますので、どうぞよろしくお願いします。

投資初心者はまず何から始めるべきか

投資初心者の方は、どんな投資から初めてよいのかわからないものです。いくつかのWEBサイトをみても、初心者はまずは株からスタートという表現の記述が多いように思います。株以外にはNISAやiDeCoとかありますが、それは積み立て型の投資なので、資金が増えるのにかなり時間がかかるので、ここでは対象外とします。

投資初心者の方が始めるには、投資の知識が基本的に備わっていない、ということが前提条件となります。そうすると、投資をするにあたり基本的事項を勉強しなければなりませんが、この基本事項が多ければ多いほど、投資初心者にとっては勉強が負担となります。
投資を始めるにあたり、投資初心者にとっては、株は最初に行う投資としては適切ではないのですが、その理由を説明すると、株は勉強する要素が沢山あるからなのです。株に投資して利益を出すには、

株は企業の財務や企業の成長がわかっていることと
相場のローソク足チャートがわかっていること
国の経済政策などに精通していること
など、少なくとも3つの異なる分野を深く勉強する必要があります。一例をとると、企業の財務状況を見るためには経常利益を見ますが、何故、企業は経常利益が出せるのか、その形状利益が出せなくなるリスクは何かなど、会社の財務状況を見るのはとても勉強が必要です。また企業が経常利益を出せるとしたら、PERなどの指標があります。PERとは株価収益率という指標で、今の株価が何年で投資資金を回収できるか、という意味を持ちます。すなわち、企業に今の株価が割高か割安かの目安となる指標となってきます。このような説明をすると、とても長くなりますので、投資初心者が企業分析をするには、勉強がとても大変です。
性別で分けるのはあまりよくありませんが、男性は株式をよく勉強しますが、女性は株式はあまりいなく、後で説明するFXが圧倒的な人気です。それは勉強量の少なさからくるのではないか、一概には言えませんが、原因の一つではないかと思います。
他には国債があります。また企業が発行する企業債もあります。国債は国が発行する借金なので、利率は割安に設定されています。民間企業は一部上場の大会社だと国の国債の利率に近くなりますが、小さい企業の企業者だと利率が高くなります。その理由は、小さい企業だと倒産リスクなどがあるからです。また、国債や企業債を実際に買うときに、販売仲介者から販売に際して説明を受けます。この説明は、販売仲介者から説明書の説明を受けることが義務付けられているからなのですが、説明書の内容は投資初心者からすると、わからない事項があります。本来、国債や企業債を買うには、知識が必要なのです。何事もなければよいのですが。
ここで、FX(外国為替証拠金取引)をみていきます。FXならばローソク足チャートがわかればよく、企業分析は必要となりません。そのため、勉強が楽という側面があります。また、ローソク足チャートの勉強をするというよりも、実践で学ぶスタイルもあります。FXはデモトレードと言って、実際のお金でなく、仮のお金でできる仕組みがあるので、FXをデモトレードで実践練習すれば、実際に勉強することなく、練習感覚で投資が始められます。その意味で、今更勉強するの?と思う人にとっては、FXが向いています。

また、FXは国のことを勉強する必要があるのですか?という質問もよく受けますが、実際に取引しているFXトレーダーは国を意識してトレードをしている人は少数派です。FXでは以前はファンダメンタル派とテクニカル派の2大派閥とでもいうべき、取引手法で別れていましたが、現在は圧倒的にテクニカル派になっているようです。これはテクニカルの分野の専門研究が進んだからと言えます。FXのトレード手法も日々変化しています。投資の中では最先端の投資部門と言えるでしょう。

他に暗号資産や暗号資産FXもひそかなブームになっています。暗号資産の代表格のビットコインはすでに1ビットコインが500万円を超えています。つい数年ほど前までは、1ビットコインが10万円ぐらいの時代もありました。その前は1ビットコインが1000円の時代もありました。だから、50倍以上になっています。ものすごく値上がりしています。ただ暗号資産は株やFXに見られる利益になったときの税金優遇がないため、早く税制改革が望まれるところです。

投資初心者だからこそやるべき勉強方法

投資初心者の勉強法として、ここでは最新の勉強法を伝えます。

まず、今では古いと呼ばれている勉強法です。かつては投資初心者の勉強法として、分厚い投資の本を読まなければいけない、と言われていたケースがありました。また、個人が独学で行う場合は、投資の簡単な本や通信教育がありました。そういう私も最初はユーキャンで投資信託の通信講座を受講しました。4,5冊の本が送られてきて、よく意味も分からなかったのを記憶しております。このように、投資をするには、一般に部厚いテキストを読んでまずは投資原論などを理解する必要がありました。繰り返しますが、これは古い勉強法です。

現代の投資の勉強法は、まずは「投資に触れてみる」というものです。特に労働で育った人は投資とは何かということがわからないケースが多いです。また、投資は自己責任という言葉も言葉も意味は知っているけど、実際に何のことかはわからないです。それは、投資で損をしたら自分の責任である、という言葉なのですが、実際に自分が負けると自己責任という言葉は何処かに飛んでしまうようです。

それでも、投資ではアプリで学べる時代になってきています。株では実際の取引をまねたゲームなども発売されていますが、状況を簡略化して現実的ではありません。実際の相場を練習するのが最適です。FXは危険・怖いという悪評がたったので、証券会社はデモ口座と言って無料で試しにできるようにしています。このデモ口座で練習するのが、一番良い練習方法です。日本の証券会社も発展してきています。

それから、投資の勉強を自分でやるのか、誰かに習うのか、の選択はとても重要です。投資は一生のスキルになるので、自分流でやるよりは誰かに習った方がベストです。ただ、習うとなると授業料がかかるものです。私は通信教育で投資信託を学びましたが、当時は5万円でした。今では10万円ぐらいです。この位の投資は必要でしょう。でも、わからないので自分で考えるのも苦労したし、投資を大きく誤解していました。その意味では投資スクールに入って学ぶのもオススメです。投資を学ぶ上での理想は、特定の先生について、その先生のスキルをまるっとコピーするのが上達の早道になります。

やはり、投資初心者の方は、もし私が手元に50万円の資金があったなら、どうしますか?私はちょっと極端な質問をします。貴方は、手元資金50万円あったら、投資の勉強に40万円を使いますか?その場合、投資資金は10万円になってしまいます。それとも勉強のように一銭にもならないことはやめて、手元資金50万円のうち、投資の勉強に10万円で投資資金に40万円を使いますか?
この回答は、実は後者の投資勉強に10万円で投資資金に40万円使うという選択が圧倒的に多いです。でも実はこれは失敗ケースです。何故なら、投資初心者の方が、いきなり相場で勝てるのは奇跡に近いです。相場に参加している方は長年にわたり相場で勝って生き残っている人たちなのです。歴戦の勇者達です。そんな人達を相手に、十分でない勉強で利益を出すのは困難です。だから、投資勉強に10万円で投資資金に40万円を使う人は、たいてい相場から撤退していきます。
正解は投資勉強に40万円で投資資金10万円を選択した方が賢いです。ですから、事前に勉強するっていうことはとても重要なことになります。だから、可能なら投資スクールに入った方がベストな選択だと思います。

少額投資は意味ないがない!?

次に、初めて投資をする方はいったいいくらの投資金額でやったらよいのですか?という質問を受けます。そもそも投資家と言ったら、いくらある方が投資家と言えるのでしょうか。そのあたりから疑問がわいてきます。

あくまで私の私見を言うと、投資家と言える人は最低1億円で資金運用をしていないと、本当の投資家とは言えないと思います。ただ、FXの場合はレバレッジが高いので、1億円の必要はなく1000万円であれば十分だと思います。タケルFXスクールの生徒では、月利10%平均を最初は目指しているので、1000万円なくても、300万円程度でも十分な金額です。

また、1億円を目標とする場合、投資初心者としてのスタートとしてはどこかというと、最低は100万円かなと思います。100万円はこれから投資初心者として実際にやるぞ、という段階です。いきなり100万円で実践するのは、とっても危険です。100万円で実際にやる前に、もっと少ない金額で増やすことを勧めます。例えば、50万円からスタートして練習して自己資金を2倍の100万に増やしたので、投資初心者としてやってみよう、という意識で十分だと思います。
でも、私は1億円を目指すんだったら、自己資金は500万円は用意した方がよいと思います。何故なら、その方が早いからです。少額のお金を増やすのは意外と時間がかかるものです。

いずれにせよ、投資家になるには、最初は少ない資金から実践する、ということは必要なステップです。そして、少しずつ投資資金を増やしていって、立派に投資家となるのです。投資家になるには時間がかかります。その時間を楽しく過ごせたらよいと思います。

資産運用はまず100万円からという方へ

100万円から資産運用をしようとした場合、自分は毎月引き出すのか、それともずっと積み立てて投資資金として使うのか、また積み立てかにも2種類あるので、合計3つの選択肢があります。ここでは話を単純化するために、月10%ほどの利益が出ていることを前提とします。

①毎月得た利益を、毎月引き出すのであれば、月10万円の収入になります。
②もう一つは、月に10万円の利益ですが、これらを積みてて基の資金を増やす方法もあります。月に10%の利益を積み立てていけば、年間で120%なので、2倍強になります。
③三番目は、月に10%ずつ複利運用で増やしていく方法です。年間3倍に増えます。ただ、この方法はメンタルが強くないとできないので、必ずFXスクールで先生の指導の基に行った方がよいです。

資産運用するための投資の種類について

最後に投資の種類を説明しておきます。
ローリスク&ローリターンとは、ローリスクとは元本がほとんど保証される投資商品と考えればよいでしょう。銀行預金とか国債とかです。利子は年に1%で損失は0%と考えてよいでしょう。

ミドルリスク&ミドルリターンは、負ければ元本となる自分のお金がマイナスになってしまうという商品です。株や投資信託などが該当します。レバレッジがかかっていない商品として分ければよいでしょう。ただ、この定義ははっきりとしていないようです。人によっては株はハイリスク&ハイリターン商品と位置付けています。間違いではありません。

株とかの商品も値上がりしたら利益になりますし、負けても損失したんだ、と思えば、あまり特段の損失とはなりません。ただ、株を買った会社が倒産した場合は、大きな損失になります。だいぶ前ですが、JALが倒産しました。その後、まもなく再生されたのですが、前のJALの株を買った人は価値が0円になっていることが注目です。とんでもないことです。

ハイリスク&ハイリターン商品は、利益も大きいけど、損失も想定した以上に発生してしまいます。そのため、ハイリスクを緩和する方法を学ぶ必要があります。もしハイリスクを可能か限り少なくすることができれば、それはローリスクやミドルリスクになります。その結果、ハイリターンが得られるのであれば、挑戦したくなります。そんな誘惑を駆られる商品があります。それはまた別の機会に触れるとして、投資商品はたくさんあることをご理解して頂けたらありがたく思います。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です