老後に不安…定年までにいくらあれば大丈夫?40代から始める老後資金の賢い貯め方

老後資金を貯めるために40代の今からやることについて、これは私が投資を始めたのがちょうど40歳の時だったので、ちょっとこのテーマで書こうかなと思いました。投資の勉強を40代から始めるのは遅くはないです。また私がFX(外国為替証拠金取引)をやりだしたのも、40代で45歳だったと思います。だから年齢は関係ないと思っています。今回は老後資金を貯めるために40代の今からやることから説明して、最後に老後資金2000万円が必要と結論して、その貯め方や守り方を書いていきます。

40代から始める老後資金の賢い貯め方

私が最初に投資をやったのは40歳の時で、30歳の時は投資に全く無縁の世界にいました。役所でも投資をやっている人は聞いたことがありませんでした。何故なら、私はそもそも役人だったから、役人はアルバイトが禁止だから投資をしてはいけないんだと思っていたからです。役人でも投資はできることは後から知りました。アルバイトと投資は別物ということすら知りませんでした。要は役所でお給料をもらうこと以外に収入を考えたことは全くと言っていいほど無かったのです。そんな自分ですから、この記事を読む方からすると、全く投資をやるのに遅くはない、ということは我が身をもって伝えられますので、どうぞご安心してください。
 ところで老後資金を貯めるために40代の今からやることの回答は、「今から投資を勉強する」です。これは私の実体験からきていますし、タケルFXスクールの生徒でも実践例が沢山あります。私が投資を始めるにあたり、最初は投資の本を読みましたが、正直なところわかったようなわからないようなもどかしさがありました。そのうちに投資の入門書などを買っても無駄だとわかり、図書館に行って本を読み漁りましたが、どうも投資の本質を書いている本にはめぐり合わなかったです。ただ投資はこんなものだ、みたいな世界はわかりました。わかったことの一例は、利益になる場合もあれば負ける場合もある、ウオーレンバフェットは株の投資で世界のトップクラスの会社を作った、などです。でもこれらを読んで「いざ自分ができるのか」と言われたらそれは違う世界の話なんだと思っていました。
 それから当時は初めてだったのですが、高額と言っても5万円ぐらいですが、通信教育をやりました。今まで自分に投資するって感覚は全くなかったです。5万円もの教材を買うなんて正直どうかしているんじゃないかと思ったこともありました。でも、5万円というと立派なテキストなんだろうな~と思って届いた本を見ると、送り返したくなりました。何故かと言えば「わからない」からです。本当にできるのか、業者に電話しました。そしたら、質問に対して回答があります。そこの費用がオリジナルで手間がかかっているので5万円です、と言われ納得はしなかったけど、やりました。そんな感覚です。今ではこんな安い費用で教えてもらえてありがたい、ということなのですが、当時はメンタルもありませんでした。2,3回質問をして回答をもらっても、これは身につかない、相場感覚ってどうも誤解がある、というのがわかりました。この相場感覚は教科書で教えるのはほぼ不可能だと今ではわかりました。その話はまた別でしますが、ここではそんな私の苦い経験からなるべく迷わないように、記述しているつもりです。

ところで投資を勉強して身につける期間はどの位でしょうか。よく一人前になるまでには10年はかかる、と言われます。この一人前という定義が問題ですが、会社では新人社員を採用して一人前になるまでは、確かに10年ぐらいの年月が必要です。その間に先輩たちはいろいろな教育を施してくれました。かなり長い期間です。本来その位かかります。40代から勉強を始めて50代には投資家として一人前になる可能性は真面目にやればあるんだろうと思います。ただ投資は一人前になる前に稼げてしまいます。実際にタケルFXスクールの生徒(FXは外国為替証拠金取引の略で、投資に区分されています)で、普通の人が1年以内で数百万円具体的には100万円~500万円を稼いでしまった生徒は何十人と数えきれないくらいいます。それが投資家を目指す魅力の一つでもあるんだと思います。またたかが1年でろくに勉強せず、一人前の投資家になる、というのは自分の気持ちがまだ投資家マインドになっていないです。何故なら、投資家になる過程で自己責任とは何か、それが具体的にわかるかどうかが、全くわかっていないです。いろんな生徒を見てきたので、今では各自の成長のポイントはわかります。そんな中で、投資家になり切れない方もいます。そのほとんどは自分のマインドが停滞していることが原因です。

40代で考える老後の不安

私は投資を始める理由が、老後が不安とか、会社を辞めたいとか、ネガティブな理由であってもよいと思うのです。ネガティブな理由はパワーを発揮します。一心不乱に投資にまい進する方も多いです。私はどちらかというとエンジンにかかりが遅いマイペース型です。FX(外国為替証拠金取引)をやろうと決めたときも、最初の一歩は早かったですが、その後の行動は遅かったのを記憶しています。

ところで、老後にお金が無く生活できない、という状況が「やばい」と本気になって感じれば、人は必ず危機管理能力があるので、行動に移せるはずです。失敗する原因は、頭であれこれと考えてしまうケースです。例えば、投資をやるけど、旦那に見つかったら反対されるから辞めようとかです。私は旦那には言わずFXスクールに入ってこられた女性を何人も見ました。FXは危険怖いから辞めた方がいい、って知らない人から見ると、普通に言われていますから。でもやると決めた方は目的がはっきりしていて、見事に上達されます。投資をやるには知識が必要だという意見もありますが、FXに限って言えば頭の良さは関係が無いと言い切れます。むしろ頭の良い方の方があれこれ考えて知識を使うので、上達が遅くなる傾向があります。株などは投資知識が必要ですから頭の良さが利益と直結してしまうのでしょうが、FXは違います。このように投資の種類によって人には向き不向きがあります。

また投資手法も大きな問題です。よくハイリスク&ハイリターン型に投資は危険だから手を出さない方がよい、という言葉を聞きます。これは投資信託、株、FXという投資がある中で、投資区分から見た見方です。でも仮にFXをやるにせよ、ハイリスク&ハイリターンであっても、投資家は自分の投資手法をなるべくローリスクにして、なるべくハイリターンを取るように試みます。だからどんな投資でも、生き残っている投資家はローリスクな投資になります。株やFXをやっていてもローリスクなのです。ここが大きな誤解なんだと思います。何故、投資家が生き残れるのか、それはローリスクな手法であるからです。だから投資区分から見た区分けはあまり意味がありません。

40代の今、老後不安を直面すると、貴方は如何に現実的に立ち向かえるかがあります。老後は労働で稼げるようにはならないでしょうし、労働で行う場合は時給単価が極めて低くなります。そんな生活を打破しよう、というのは普通思いますが、違いは行動で、行動をし続けるかにあります。だいたい途中で投げ出してしまいます。それは老後不安を解決するのか、というご自身の問題です。どうしてもサラリーマンやOLをやっていると、会社にいればお給料が出るしと思って、投資から離れてしまいがちです。多少の波はあってもよいですが、老後不安を解消するためのベストな選択は今から投資を継続してやり続ける、ということに尽きるでしょう。言うことは簡単です。でも、私はやり続けています。

あなたは老後資金いくら貯めてますか?老後貯金いくらあれば大丈夫なのでしょうか?

老後資金はいくら貯めているのか、老後の貯金はいくらあれば足りるのか?という問いですが、身近な生活資金から考えるとわかりやすいので、考えていきます。

生活する上では色んな支出があります。例えば、毎月の生活費分を稼ぐ方、そして少し余裕ができて貯金をして、旅行に行く、趣味にお金を使う、子供がいる方は子供の教育費にお金がかかりますが、子供の教育費がひと段落するとお金がたまっていきます。普段の生活の中で普通にできることと、大きな買い物が必要になるときがあります。この大きな買い物の代表がマイホームです。自分の住むところの家ぐらい欲しいですし、当たり前です。銀行からローンを組んで購入します。自分で建てる方もいます。一回、家を建てると、後は実はあまり欲しいものがなくなる方が多いような気がします(それは私の周りだけでしょうか?)。子供の教育費はかかりますが、もう一つ家を建てるというよりは、それはたまに住む別荘でよかったりします。

実は私の場合、必要なものを購入してしまったら、お金の意識が違ってきました。そのお金の金額が違った境界となる金額が1000万円でした。1000万円を越えてしまったら、毎月の収支の均衡が保ててしまっている今、1000万円ぐらいあれば、なんとでもなる、と思えてしまいました。それからです。高額のセミナーに行きだしたり、佐藤富雄先生に教えてもらったりしました。つまり自分に自己投資をしていきました。その過程で成功した投資家にも何人も出会いましたが、成功した投資家に共通のものがあります。それは自己投資の金額が大きいことです。当時の私が感じた金額は最低5000万円ぐらいでした。すごい高額でした。

話を戻して、私は老後資金として保有しておく資金は1000万円でいいと思うのです。そして投資の運用資金としてFXで1000万円。合計2000万円あれば、十分だと思います。私の場合は後のお金は会社に残して、FX投資家養成のために費やそうと思っています。自分の話はさておき、老後資金として必要なお金は2000万円です。このお金は金融庁が老後資金として必要なお金と一致しています。東京は物価が高いからもう少しかかると思います。持ち家か賃貸かで変わってきます。でも老後は東京に住む必然性もないので、田舎で農業をしながら過ごすのもありです。だとすると、この際難しいことは考えず、大雑に必要な老後資金は2000万円でいいと思います。

老後資金2000万円貯めるには

最後の項目です。老後資金2000万円を貯めるにはどうしたらよいか。もう皆さんお分かりですよね。ベストな回答は自分が投資の勉強をして投資家になる、ということです。投資家になるには時間がかかりますが、諦めずにやれば道は開けてきます。その過程でいくつか間違いが発見されます。最初の壁は、自分に投資するのか、という点です。

勉強するにあたり、自分だけでやるのかは大きな岐路です。そして多くの方が道を外しやすいです。例えばあなたが外国旅行に行ったとき、分かれ道があったと仮定します。その時にどっちに行ったらよいのかわからない場合、現地の人に普通に聞くと思います。でも、投資の場合、果たしてそれができるのでしょうか。意外とできないんですよね。自分で考えてします。また道が分かれているのに分かれていることすら気づかない場合もあります。また、あまりに当然と思って選択しても、それが間違いだと自分で気づかずに先に進んでしまうケースがあります。風景が違うからおかしい、というのはなかなか選択しづらいのが投資の世界です。だから程度の差こそあれ、自分だけで全てやるというのは選択しとしては捨てて欲しいです。むしろ、聞くことをしてもよいと思って行動した方がいいです。
 次に迷うポイントは、自分に投資する場合、皆さんは最小限の費用で最大の効率を目指したいと思うかもしれませんが、最小限の投資で最大の効率は得られないと諦めることです。でも、皆さんは最初から効率よくやりたいと思うんです。例えば自分に10万円投資して翌月に10万円取り返すぞ、と意気込んでやる人がいた場合、その投資はあまりに無謀だと思います。もっと大きい目で考えた方がいいです。例えばあなたは将来含めて投資で1億円稼ぐと決めたとします。自分にいったいいくら費やしたらよいでしょうか。自分のお金だからどうしても少ない投資金額になりがちです。でもそれは自分のためなのだから、自分にたくさん投資してもよいでしょう。例えば自分に5000万円投資して自分が1億円稼ぐ、というのも十分にある選択です。ただ、稼いでもいない最初の段階で自分に5000万円もの資金を投資するのは勇気がいる選択です。

いろいろと紆余曲折あるかもしれませんが、紆余曲折は必ずあるので、道を外さないで欲しいと思います。師匠を見つける、仲間を見つけるなどの選択もよい選択です。先輩投資家についていくというのもありです。投資家になる近道と思います。でも、それは答えを見ているようだからやらない、自分でやる、という選択も十分にあります。ここではどれか一つを強制することはしませんし、自分の好きな道を選択すれば何ら問題ないという立場に立っています。

ということでまとめると、投資家として老後資金として2000万円あれば十分なので、自分が好きな投資生活ライフを突き詰めたらよいと思います。それでは長くなりましたので、失礼します。

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