定期預金依存症からの脱却~メリット・デメリット-定期預金に意味は無い

投資は儲かるってことは頭ではわかるんだけどね。と言って実際にはなかなか動かない、イヤ動けない方がいます。定期預金に忌むは無いこともわかるんだけどね。って言います。では、どうしたら、脱却できるのでしょうか、深堀していこうと思います。

あなたが意味が無い定期預金にこだわる理由

定期預金に意味は無いと思っていても、やっぱり最後は定期預金を選択してしまう、とそんなことありませんか。それは昔の定期預金の利率が高い時代に定期預金を行っていたから、その記憶があるのです。私も以前、定期預金ばかりやっていた時期があります。でもあるときに、継続することを忘れてしまったんです。そしたら、対して増えていなかったので、手間ばかりかかるからやめよう、と言って辞めてしまったのが、始まりでした。

0.01%でも増えればよい、と思っている人は私は知らない人だと思っています。定期預金をやるなら、国債を買った方が利率は高いです。ただデメリットとしては途中解約ができないことがあります。でもそれは定期預金だって、実際は途中で解約しないのだから、同じことが言えると思います。

定期預金なんて大したことない、と思えば、定期預金しかやっていません。時代が変化している中で、その変化に気づかないのかもしれません。

有名なのは、ゆでガエルの話です。皆さん、ご存じですか。ゆでカエルの話です。水の中かにカエルを入れておいて、その水を火で温めるとどんどん水の温度が高くなります。カエルは最初は気持ちがよいのかどうかわかりませんが、そのお湯の中にいますが、そのうち温度が高くなっても生存に適さない温度までお湯が高くなっても、そのお湯の中にいて死んでしまう、というものです。生きるのためには、温度が高くなったお湯から出ればよいのですが、結局、気づかないというものです。我々から見ると、そこ出ればいいのに、と思います。でも、正直、その場になったら、我々は出るということを選択できるのでしょうか。

例えば、今の地球温暖化を例に話を進めたいと思います。毎年、平均気温が上がっていく現状
の中で、考えることありますよね。金沢や富山あたりは、私が子供の頃は大量の雪が降っていて積もっていたと思いますが、今はその風景は少ないです。境界ゾーンだと温暖化は変化が激しいので、その変化がわかりやすいです。TVなどで言われているのは南極大陸が見えるというものです。始まっていますよね。北極海航路が夏の間だけ開設されるそうです。これは温暖化で便利になったです。温暖化良かった・・です。

私は東京に住んでいますが、今年も猛暑だったので、イヤです。なんで東京に住んでいるんだろうって、これもゆでガエルに気づいていないと言われそうです。自分で東京にいる理由を探しています。マイホームがあるから移りたくないとか、子供の教育のためにはよくないとか。本当にゆでガエルではないかと考えされられます。

そろそろ、話しを定期預金をやり続ける理由に戻ります。自分にさしたる危機がおきない限りやらないんです。そして危機がおきても、気づかないでそのままにしておくケースも普通にあるということです。死よりましだ、と思えばそれでもできるケースはあるでしょう。普通は死ではなく、経済的困窮でしょう。何かを変えることは、勇気ある決断なのです。

定期預金が実際どれ位増えるかシミュレーションしてみよう

ここでは定期預金が無意味だということを、数値で改めて表してみます。定期預金がやめられない方のためのフォローをしてみたいと思います。また、もうそんなシミュレーションはわかっている、という方はここの項は飛ばして読んだ方がいいでしょう。銀行によっては0.5%のところもあると言う方もいますが、その議論は小さい議論になっていることは、投資と比較すればわかると思います。実際にみずほ銀行の2021年9月1日現在の定期預金の利率は0.002%です。すごく少ないです。ここで議論している利率の0.01%にさらに0.2をかけた利率になっています。つまりさらに20%程度しかないことです。ここまできたら0.002%で計算はしません。ほとんどないことと一緒だからです。

そこで定期預金が実際どれ位増えるかシミュレーションしてみると、まず、定期預金の利息は0.01%として計算します。考え方をイメージしてもらうために、貴方が100万円あったとします。利子1%とすると、1万円が利息です。少ないですよね。さらに利息が0.01%となると、100円になります。つまり100万円の預金で利子が0.01%の利息なら100円の利子です。100円の利子に対して100年かかって1万円になります。

ここでいう資産形成のモデルケースは1000万円なので、計算する場合、上記の金額に10倍することになります。1000万円の定期預金をした場合、利息が仮に0.01%だったとすると、1000円になります。貴方が10年預けても増えるお金は、たったの1万円になります。

すごく少ないです。これは資産を安全にしておく、絶対に減らさない、という観点での資産形成になります。定期預金で増やそうというのは、計算するだけ時間の無駄ということになります。選択からはなくなります。資産を増やさないという方は銀行の定期預金でよいですが、ここでの議論は資産を増やすことになっています。これでも銀行の定期預金をやりますか?やるという方に対してはさらにメリットとデメリットを比較していきます。

改めて定期預金のメリットとデメリットを考える

以上を踏まえると、定期預金は資産を維持することがメリットです。資産は増えないというのがデメリットです。時代とともにその役割が変わるというのが投資の難しさです。皆さん、定期預金はお金を増やしてくれるところと思います。昔のイメージがあればあるほどです。このように同じ定期預金でも利息によって、その性質が変わってしまうのです。

定期預金も目的がきとんとわかれば使い道だってあるはずです。私はこのお金を3年間は絶対に使わないとしてそれを実行したいと思ったときに、選択すればよいのですから。

国債も同様です。利子が年間1%しかないわけですから、1000万円預けても年間で10万円の利息しかありません。ちょっと美味しい物を食べたら終わりです。10年預けても100万円です。1000万円増やすまでには100年かかります。それなら、他の投資を考えてもよいでしょう。

国債の話をしましたが、これは定期預金にも通じます。将来、定期預金の利息が復活して仮に1%になったとしても、状況は大きく変わらないことを言っています。

だから、ここまで書いて言いますが、定期預金でお金を増やす、という発想は今は間違った選択なのです。定期預金ではお金はたいして増えません。現状維持することはできるのです。

4.定期預金でない資産運用

定期預金でない資産運用としては、ローリスク&ローリターンの投資を選択するか、ハイリスク&ハイリターン型の投資を選択するかがあります。大切なのは資産3分法にすることです。私はハイリスク&ハイリターン型の投資を進めますが、全部ではありません。全くハイリスク&ハイリターン型の投資をやったことが無い方は、3分法のうち一つはハイリスク&ハイリターン型の投資をやったらよいと思います。

そしてハイリスク&ハイリターン型の投資を実際にやるという選択もあれば、もう一つの選択として習いながらやる、という選択もあります。習いながらやるというのは、一方で自分に投資するという言い方もできます。投資知識が無いのにハイリスク&ハイリターンの投資をするのはリスクが高いです。私は投資信託の仕組みを理解するのに通信教育をした人間です。銀行や証券会社の説明を聞いても、リスク説明がなんのことかさっぱりわかりませんでした。投資を勉強していない人にリスク説明を理解するのは相当しんどいと思っています。だから不安な人は今から投資の勉強を始めてみませんか?それがここでのオススメです。

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