【老後不安解消】専業主婦でも年金を増やすこれからの資産運用

資産運用というと、お金がある人に対して、もともと大金の資産を有ししていて、どれくらいで運用していくかを説明したものになります。ところが普通の人はそもそも資産をたくさんお持ちであるというケースは少ないです。今回、普通の人を専業主婦に置き換えて、専業主婦の方向けに、どのように資金を増やしていけばよいかという視点で述べたいと思います。

専業主婦の老後

一つのモデルケースとして専業主婦のある方の状態から考えます。専業主婦の方を、旦那さんが良いところの会社に勤めていて、ある程度のお給料を得ている人として想定します。その場合、お給料はリストラに合わなければ保証されているでしょう。退職金もある程度大きな金額が得られると想定もできるでしょう。そして老後の年金も今なら65歳から支給される。というのが一般的な形です。
一見、将来は何の不安もないかもしれません。旦那さんにもし万が一のことがあればおそらく各種保険にも入っているでしょう。この場合収入よりも心配なのは、子供の教育などを含めた支出や日々の生活ではないでしょうか。私は男性なので、本当のところは専業主婦の大変さは実感として知りませんが、FXスクール生徒から話を聞いているので、これは大変だな~と感覚的にわかります。家の家事、子供の教育、旦那さんのお世話、家の家計などです。おまけに子供が小学校に行くとPTA活動への参加も負担です。昔の時代は、女性が家のことを出来ていたので注目されませんし、普通にできて当たり前と思われてしまっているので、プレッシャーを感じるでしょう。誤解されていて大変だと思います。私が子供の頃は土日は父親がいるケースは珍しかったですが、今は旦那さんも子育てや家事をやっていたりして時代の移り変わりを感じますし、本来、大変なんだとわかってきています。
話を戻して、そんな忙しい毎日を過ごしていますが、いざ子供が家を出て、老後の生活のことを今この時点で考えるとなると、なかなかそんなところまで頭が働かないというのはわかります。日々の生活で手一杯でしょうから。でも、老後に備えて今から初めても遅くはありません。というのは、私の場合は会社に入ると昼休みに保険の勧誘の方がいたものです。老後はどうする?という話は新入社員のときから対策をしていました。
そう考えると、普通の主婦の方でも、もし老後について何も対策をしていないとしたら、それはあまりにも遅いと言えるでしょう。

専業主婦の方の年金はいつからもらえるのか

専業主婦の方の年金を計算すると、とてもややこしいです。基礎年金の表がたいてい説明に使われますが、専門用語が多くなんのことだか理解は苦しむでしょう。専業主婦の方は、夫が厚生年金に入っていれば、第3号被保険者と定義されます、までは読むでしょう。ここで被保険者とは何か?聞きなれない用語が出てきて、そして受給資格があるので、旦那さんの厚生年金受給資格となる前提条件もきっちりと把握しないといけません。HPなどを見て勉強しても読み解けない方が多いと思いますが、なんとなくはわかりますが、かなり難しい制度です。
また専業主婦の方は旦那さんがお給料から厚生年金を支払っているので、馴染みが無いです。昔は主婦の方が銀行口座を管理していましたが、最近は夫婦別にそれぞれ銀行口座を持っているなど、複雑になっていますね。
話の本題として、専業主婦の方の年金は65歳からもらえます。その一方で旦那さんのお給料は同一の会社にいた場合は55歳がお給料が一番多いときで、そこから少しずつ減って、定年が60歳の会社では定年となり、定年後は前年比で4割程度になります。これはあくまで一般的なケースで、違う方もたくさんいるでしょう。また途中で転職すれば、キャリアアップでお給料が上がるケースは少なく、むしろお給料は転職すればするほど下がっていくものです。

3.専業主婦の方は年金はいくらもらえるのか
より重要なのは、専業主婦の方の年金はいったい、いくらもらえるのか、気になるところです。。これもいつも歯切れが悪い返事しかもらえないケースです。人によっては年金のお知らせが送られてきて、将来受け取る金額について概算で書かれています。この年金額は絶対にもらえる金額ではなく、目安を示したものです。
年金の金額は今まで納めた金額によって違いますから一概に言えるわけではありませんが、ごく標準的な方で月に25万円ほどのようです。でもこれは夫婦で得られる金額でありかつ厚生年金受給者の場合の話です。また、ここから後期高齢者保健などの項目が引かれます。この後期高齢者保健の保険金は75歳以上の方を対象として運営されているので、保険料は極めて高いです。そして年々高くなっていますが、大雑把に言うと収入の1割と見た方がいいかもです(古いと言われそうです。2割かもしれません)。他の税金が1割とすると、手元に残る金額は20万円ほどになります。足りないので働くとすると、年金も一定の金額以上の収入の場合は支払わないといけません。今回、説明のために様々な事柄を除いて単純にしているので、厳密に計算すると複雑な計算式や前提条件による相違などたくさんあります。役所の方は細かく説明しないといけないので大変です。
私が大雑把に説明しているのは、言いたいことは、年金で足りるか足りないかとかそういう話ではなく、年金は生活に回すお金であり、大きなお金を貯める性質のものではない、ということを言いたいのです。このことを説明したく、順に追って説明しました。
すると、貴方にどのようなことが起きますか?いざ老後の定年した年齢になっても、得られる金額はたかが知れているからです。

老後の資産運用

今度は老後にどの程度の資産の運用を自分でできるかという観点で見ていきます。もし、旦那さんの退職金などで大きなお金が手に入ったと仮定します。あなたはそのお金を何に運用しますか?わからないから投資信託を買いますか?
投資信託はプロの投資家がファンドを組んで銀行や証券会社などが販売していますが、自己資金が保証されているものでもありません。銀行が販売している投資信託は比較的安全性が高いと言われていますが、それでもリーマンショックの時は資産が半分程度に減ってしまった、という人もいました。残念ながらプロの投資家でも負けることはあります。また投資信託は販売者への手数料が大きく、投資した人にはあまり残らなかったというケースも多々聞きます。でも銀行の定期預金が0.001%の時代ですから、銀行に預けておくよりはましです。
このような状況の中、私が言いたいのは、年に3%程度の運用では、大きな利益にならないということです。100万円預けて3万円が利息です。もちろん3万円ほど増えてうれしいですが、資産は大きく増えるものではないのです。
だから、投資信託はお小遣い程度の収入が得られる程度になってしまいます。投資信託を選んでも、よっぽど良い投資信託で1年間に10%の利回りが限界でしょうし、そんな利回りが良い投資信託は聞いたことがありません。また利回りが高い金融商品は毎年10%増えるわけではなく、安定性に問題があるかもしれません。年に数%の利回りがとっても少ないので、それじゃ、どうしたらいいのか?となります。老後の資産運用を安全にする、というのは資金が十分にある人が行う投資運用の話です。それ以外の人はもっと高い利回りの商品が求められます。だから最近は自分でやる、ハイリスクハイリターンの投資をする、様々な投資の勉強をする、と言って皆さん悩むのです。私もたくさん聞いてきました。
そしてその回答はただ一つしかありません。老後について不安に思ったことがあったら、今から対策をしておくことです。それ以外に手はありません。そこからゆっくりと進めていけばいいのです。お金は100万円が一瞬で1億円になるのは、宝くじを買うしかありません。今から宝くじを買って準備している、という人もよく聞きます。宝くじで1億円を充てるのは夢です。当たったらよいですが、それに全てをかけるのはよくありません。貴方の人生なのですから、自分で設計する必要があります。その設計方法は各種多用に存在しています。
まずは自信を持って、いろいろと考えていきましょう。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です